2011.12.02

『体制維新』の持つ意味とは

Category:政策提言

Post to Google Buzz
Share on Facebook
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on GREE

 11月27日投開票された大阪府知事選挙・大阪市長選挙は、大阪維新の会の圧勝でした。みんなの党は、もともとアジェンダがほぼ同じであることなどから、渡辺喜美代表が何度となく大阪入りするなど、勝手連的に支援をさせていただきました。

 今回の選挙では10ポイント以上も投票率が向上するなど、民主主義の入り口である選挙という視点からも高く評価されるものですが、それに一役を担ったのが言うまでもない、橋下徹大阪市長です。橋下市長は著書でも、政治家は体制(システム)の改革を担うものであり、今の政治は、人事(政権)や政策に注ぐべき力を注ぎすぎであると指摘しています。

 私は、この橋下市長の指摘にいたく同意するものであります。それは、平成15年から自治体議会の議員の一人として活動してきて、自分のところの議会だけでなく、他の議会も見てきて感じることですが、橋下市長の指摘する人事と政策に非常に熱意を持った議員ばかりであり、体制(システム)の改革に情熱を注いでいる議員があまりにも少ないことに気づかされたからです。それは、議員に限ったことではなく、市民の側もそうであり、議員に頼めばなんとかなるという空気が行政経営には漂っているものでした。

 橋下市長は何も変わったことをおっしゃっているわけではなく、法律上の位置づけにおいても当たり前のことをおっしゃっているに過ぎず、特に議員は『ローメーカー』(法律を作る人)であるということから、体制(システム)の改革をすることは第一義的な役割なのです。端的に示されることは、自治体議会の議員で、自治六法のような法律書を手にしている議員がどれだけいるでしょうか、審議の過程で法律に基づいた視点で議論している議員がどれだけいるでしょうか。非常に少ないのが現状ではないでしょうか。

 かつての時代は利益を分配することが政治の役割でありましたが、これからの時代は不利益を分配しなければならないわけです。政治がどうあるべきか、当たり前のようにこの時代に一石を投じた橋下市長の役割は非常に大なるものがあります。みんなの党のアジェンダはまさに体制維新を盛り込んだ内容です。目指すところが一致する両者ですので、将来の日本のあり方を国民皆様と考える良い機会ととらえ、連携を取りながら進んで行ければと思っております。

PAGETOP