3月11日東日本大震災から約10ヶ月を経ようとしている2012年元旦、“おめでとう”という言葉が出せず、家族とも“おはよう”というあいさつしかまだしていない。まだ、心の中がすっきりしないまま、新年を迎えたという気持ちである。
国政の混迷度合いは、憤りを感じながらずるずると来てしまった感があり、民主党政権になってから選挙を経ない3人の総理大臣を生むという自民党政権時代のデジャブを体験しているようだ。特に、昨年の参院選で負けたにも関わらず責任を取らない菅前総理は、案の定、東日本大震災でもリーダーシップを発揮できず、辞める、辞めないという生産性のない国会運営を招いた末に、ようやっと総理の座を降りるという始末。辞めて、地震、津波、原発事故、風評被害という4重の苦しみを得ている福島県内を行脚し、福島、東日本の復興のために汗を流すのかと思いきや、お遍路さん巡りを続けるという、その心内を見せつけられ、がっかりするとともに、人間として?という疑問まで浮かび上がらせてしまった感がある。
民主党政権3人目の野田佳彦総理は、財務省傀儡政権の実力をいかんなく発揮し、増税にまっしぐら。「不退転の決意」をもって消費税増税をもくろんでいる。いまだ避難所生活を余儀なくされている方々やお子さんを行方不明にしてしまい、この寒空の中、重機、スコップで地面を掘り続ける人たち、家族は無事でも放射能汚染の心配があり、家族ばらばらの生活をしている若い家族、ふるさとを遠く離れ、再起を期そうとしても、その地でいじめにあい、精神的な病を受けてしまった人々・・・・多くの被災者がいまだ3月11日から時が進んでいない現状で、一国のリーダーがなすべき「不退転の決意」は、これら国民が安心して希望の持てる生活を再建することにあるのではないか。
政治は有権者の鏡と言われるが、このような現状の政治を国民は望んだであろうか。望んでいないはずである。私は、政治家は職業ではなく役割職であって、国や自治体の進むべき方向性を提示し、有権者の支持をもって政治にあたるものだと常々感じている。このことを今の国会議員の何人が感じながら、政治にあたっているのだろうか。
2012年は、震災復興を本格化させなければならない。それは元に戻すのではなく、新しい日本、世界に誇れる日本を創造することにほかならない。特に、政治の世界はイノベーション(技術革新)が必要だ。まさに『平成維新』である。
From Big Government to Big Society 大きな政府から大きな社会へ
転換するための努力を私自身先頭に立って踏み出そうと思う。国民自身の勇気も必要だと思う。
2012年、大きな変革の年、日本が変わる年となるよう不断の努力を怠らず、前に進もうと思う。
2012年元旦の日に





